4名の高校生が自分の想いを発表
三浦がファシリテーターを務める形で高校生4名の発表がありました。
<Aさん>
林業はきつい・儲からなそうと感じつつも、草や木が好きだというAくん、好きなことを再確認することで林業大学校への進学を決断したと照れながらもしっかりと語っていました。
<Bさん>
知らない世界を見たり、新しい本に出会うことが好きというBさん。山師へは「きつい」とかネガティブなイメージを持っていたが、チームで山を守っている姿を目の当たりにし、「かっこいい」と思うようになり、山の魅力、山師の魅力、かっこいいと思った気持ちをみんなに伝えたいとかっこいい動画にまとめ発表してくれました。
<Cさん>
将来は、AIや機械学習やゲームCGなど情報関係をやってみたいというCさん。フィールドワークで「山」を体験した感想は「林業、最高」。山の押しは「自然」、山に入ってみて森の美しさやキレイな木漏れ日を体感し、森の美しさを伝えたい、自分と同じ感想を持ってもらいたいと思い動画にまとめ発表してくれました。
<Dさん>
あるドラマがきっかけで漫画の編集がしたいというDさんもレポートを30秒の動画にまとめて発表してくれました。みんなで撮った写真に感想をメッセージとして添え、好きなアーティストの曲をBGMに山のスケールが伝わってくる作品でした。世代を問わず視聴できるYouTubeにアップしてみたいとのことでした。
自分の気持ちを素直に他人へ伝えられるってステキ
高校生の発表を聴いてとっても感動しました!
本イベントで高校生に課されたお題は一つ「フィールドワークを通じて、感じたこと・考えたこと・思いついたことを自由なフォーマットで大人に発信する」ということでした。身体一つで見たこと、感じたことをスピーチする生徒やアプリを使って自分のイメージや想いを動画にする生徒がいたり、「自由」ということが難しいのではないかと不安に思っておりましたが、自分でアウトプット方法を選択して形にすることって素晴らしいですよね!
高校生が自分の人生を自己決定して生きていけるようにこれからも活動していきたいと思います。
SDGs de 地方創生カードゲーム体験会
HALOMYパートナーの矢野氏をファシリテーターにSDGs de 地方創生カードゲーム体験会を行いました。このゲームを知らない方のためにちょっと説明しますと、参加者が行政と一般市民に分かれて、①資源(議員やマーケターや地主などの様々な人)、②資金を使って様々なプロジェクト(ビジネスアイディア)を達成していき、「まち」を発展(バロメーター:①人口、②経済、③環境、④くらし)させていきましょう、というゲームです。
我々参加したメンバーが作った「まち」は、人口も経済も発展し、環境に優しい暮らしやすいまちを実現させることができました。私は、今回2回目の体験会だったのですが、参加者同士の対話が活発に行われ、積極的に動き、住民が「まちを良くする」という大目標に向かってすごく活性化してとても良い地域だと感じました!
SDGsと地方創生の達成へ「教育」からのアプローチ
実際に日本の各地でこんなことが起こって欲しい!そのためには、人材も資金も必要でそれらが高速に循環できる仕組みが必要なんだなぁとしみじみ思いましたが、成功するためには、行政も地域住民も「共有ビジョン:まちを発展させよう!」と想い描く必要があるんだと思います。これって、衰退へ向かう起業に必要なレヴィンの変革プロセスやジョン・コッターの変革を成功させるための8段階のプロセスとリーダーシップ論が使えるフレームワークではないだろうか???
でも変革って辛くないですか。現状維持、所謂ぬるま湯って居心地良くて自ら抜け出すことって難しいですよね。でも私はこう考えるんです。世の中が発展していく中で現状維持するには自分も同じ速度で成長しないと相対的に衰退しちゃってる? ぬるま湯に浸かるには火が必要!それって誰が薪をくべてくれているの?いつまでもぬるま湯は続かない。
私たちは、子どもたちが生まれた場所に左右されず、望めば自分の可能性にチャレンジできる環境をつくるために活動しています。子供たちが自分の人生を自己決定していける力が備われば現状維持で思考停止せず、自分で自分の思う正解に向かって走り出していけるリーダーシップを持った人が増えるんじゃないかなぁと思うんです。いつでも仲間を募集しています!
地域林業サミット
2021年12月4日に宮崎県日向市にて「地域林業サミット」が行われました
この地域林業サミットは地元宮崎で第一次産業における地域課題解決の活動をする中で、次世代への啓発活動を積極的に展開する江原氏を三浦がサポートする形でスタートしたプロジェクトです。2020年度は耳川広域森林組合様と連携し地元高校でワークショップを開催しております。
2カ年目となる今回は地元行政も巻き込み、地元高校生の探求学習と掛け合わせることでフィールドワークを通した社会課題の体験、高校生が自分の感じたこと、伝えたいことを素直に発信する場の提供を作ることができました。
サミットの後半はSDGs de 地方創生カードゲーム体験会を行い、地域課題解決の難しさや解決への糸口の気づきとなる場を提供しました。